紫陽花のイラスト

体験型推理ゲーム

宿り雨に咲く 七色陽花

雨宿りの町に咲く、五人の記憶と真実の物語

雨に霞む山と湖の水彩画

SYNOPSIS

あらすじ

――大正初期、1925年。

雨宿りの町、雨見町

雨の多いこの町は、いつからか「雨宿りの町」と呼ばれていた。小さな坂道には石畳が敷かれ、古い木造の建物が肩を寄せ合うように並んでいる。その風景はまるで時間が止まっているかのように静かで、雨が降れば紫陽花が道端に淡く色づく。

その町にひっそりと佇む「白霧館」は、そんな町の象徴のような存在だ。研究施設として、あるいは歴史資料館として、雨とともに歩んできた町の歴史を伝える場でもある。

――とある雨の日の朝、白霧館は一層深い静けさに包まれていた。

「館長……?」
誰かが小さくつぶやく。

雨音だけが返事をする中、やがて不穏な気配は確信に変わる。
――事件の始まりはいつも、雨音にかき消されるように静かだ。

物語は幕を開ける。
これから語られるのは、静かに隠されてきた記憶と、新たな「真実」の彩りだ――。

CHARACTERS

登場人物

雨に導かれ、白霧館に集った五人。
それぞれの記憶が、静かに重なり合う。

一本の傘の下に集う五人の後ろ姿
黄月光の後ろ姿

管理人

おうづき ひかる

黄月

幼い頃からこの町で育ち、白霧館の管理人として働く物静かな青年。花壇づくりを日課とし、館の灯りや修繕も一手に引き受ける。

灯茜の後ろ姿

花火師

ともしび あかね

町で唯一の花火師として活躍する、元気で人懐こい女性。雨で途絶えた花火大会の再開を夢見て、館の仕事に汗を流す。

笠間涼の後ろ姿

傘職人

かさま りょう

笠間

伝統の和傘を手がける職人の一人。物静かで職人気質、寡黙な佇まいの奥にどこか知性を感じさせる青年。

雨宮蒼の後ろ姿

研究員

あまみや あおい

雨宮

気象学を修めた研究者で、館長の右腕と呼ばれる俊英。小柄な体躯に似合わぬ、生真面目で仕事熱心な性格。

芳香院薫の後ろ姿

調香師

ほうこういん かおる

芳香院

若くして名を馳せる調香師で、香りと植物への造詣が深い女性。控えめな性格で、ひとつの物事に没頭しやすい。

HIGHLIGHTS

この物語の見どころ

香りも、手触りも、物語になる

香りや手触りなど、視覚以外の感覚を使った体験型のアクションが随所に用意され、推理だけでなく"体験"としても楽しめる。

大正ロマンの、雨と紫陽花

雨宿りの町「雨見町」を舞台に、しっとりと美しい大正ロマンの世界観で紡がれる、一夜限りの物語。

五人、五つの視点

管理人・花火師・傘職人・研究員・調香師。立場の異なる五人が、それぞれの記憶と想いを持ち寄る群像劇。

初心者にも安心の進行

丁寧なGM進行で、マーダーミステリーが初めての方でも安心して物語の世界に浸ることができる。